離婚の種類と模索
「離婚しよう」と決意してから。
「さて、どうしようか。どうしたらいいのかな」と考えました。
世の中には結婚の情報はあふれていて、
コンビニとかでも情報誌は手に入るし、
経験談なども人に聞きやすい。
でも、離婚の情報はちょっと調べにくい。
ネットがあって本当に良かったと思います。
それでも、具体的にどうしたらいいかはまだ分かりにくい。
色々調べて離婚についての知識をつけつつ、
自分はどういう形で決着をつけ、どうその後に繋げていくか。
それをちゃんと考えて、決めていかなければと思いました。
曖昧なまま、ダンナに切り出しても、
絶対に押し負けて、向こうの都合のいいように流されてしまう。
それだけは回避せねば。
調べたところ、離婚にはいくつか種類があることが分かりました。
それは以下の4つ。
■協議離婚
離婚届を出すだけで成立する離婚。
夫婦で話し合い、離婚することの合意、
離婚後の生活をどうするかの合意ができれば離婚成立。
必要なもの
離婚届(夫婦の署名・捺印、成人二人の証人による署名・捺印)
必要なお金
なし
必要な期間
未知数。話し合いがまとまれば早いが、まとまらなければ遅い。
■調停離婚
夫婦の話し合いが決裂した場合に、家庭裁判所でする離婚。
家庭裁判所に申立書を提出し、調停委員など第三者を交えて、
話し合いで解決できれば離婚成立。
必要なもの
申立書、陳述書、収入印紙、切手、夫婦の戸籍謄本
年金分割するなら年金分割のための情報提供請求書
婚姻費用分担請求するなら年収を証明するもの (所得証明書や源泉徴収書)
必要なお金(自分でやる場合)
収入印紙代1,200円、切手代800円程度、戸籍謄本450円、住民票200円
必要なお金(弁護士にサポートしてもらう場合)
着手金35万前後、成立報酬30万前後、
慰謝料請求成立報酬40万円(慰謝料200万の場合)、
養育費成立報酬30万円前後、財産分与成立報酬40万円(200万の場合)
実費3万円程度、日当1万円程度、それらに対する消費税
必要な期間
申し立ててから結果がでるまでには、半年前後かかるらしい。
■審判離婚
家庭裁判所が、調停委員会の意見を聴いて、独自の判断でする離婚。
調停離婚を進めている中、あと少しの違いで合意にならない場合、
離婚成立寸前で夫婦のどちらかが出頭義務に応じない場合に使えるらしい。
離婚調停が不成立になると裁判離婚にするか、一旦離婚を断念するケースが多く、
一方から異議の申し立てがあると効力を失うので、
審判離婚はほとんど利用されていないらしい。
必要なものと費用は、調停離婚と同じくらい。
■判決(裁判)離婚
調停離婚が決裂した場合に、家庭裁判所でする離婚。
離婚したい側が申請して裁判をおこす。
法律で決められている離婚の理由が必要
(不貞行為、悪意の遺棄、生死不明3年以上、
回復見込みのない精神疾患、婚姻を継続しがたい重大な事由)
傍聴者のいる法廷で尋問に答えなければならないため、精神的に忍耐が必要。
判決で離婚が認められれば離婚成立。
必要なもの
離婚裁判の訴状、離婚調停不成立調書、夫婦の戸籍謄本
年金分割するなら年金分割のための情報提供請求書
婚姻費用分担請求するなら年収を証明するもの(所得証明書や源泉徴収書)
必要なお金(自分でやる場合)
収入印紙代13,000円(慰謝料等請求するなら値上り。200万なら15,000円等)
財産分与請求するなら、収入印紙代1,200円プラス。
養育費請求するなら、収入印紙代子供一人につき1,200円プラス。
切手代6,000円程度
必要なお金(弁護士にサポートしてもらう場合)
相談料1時間1万円程度、着手金35万前後、成立報酬30万前後、
慰謝料請求成立報酬40万円(慰謝料200万の場合)、
養育費成立報酬30万円前後、財産分与成立報酬40万円(200万の場合)
実費3万円程度、日当1万円程度、それらに対する消費税
必要な期間
1~2年程度はかかるらしい。
この4つの中で、私がやろうと思ったのは協議離婚と、
自分で手続きをしてやる調停離婚です。
金銭的にまったく余裕がないので、
弁護士さんを雇ってやるのは本当に本当に最終手段。
つーか、弁護士費用すごいですね!!高い!!
知識と技術にかかるお金としては相応なのでしょうが、貧乏人にはきっつい!!
出来る限り自分でなんとかしたいところです。
ただ、命大事なので、危険を感じたらその手段に出られるよう、
お金だけは貯めておかないとですね。
まずは、協議離婚を目指すところから。
これが一番面倒なくできる方法です。
しかし、一番不安でもある。
正直、二人きりの自宅で話を切り出して、
無事なまま上手くいく自信がありません。
うちのダンナは、キレると何を言い出すかわからなくて怖い。
過去にいきなり「土下座しろ!!」と言われたり、
怒って無視して逃げて話にならなくて、
こっちが折れるしかなかったことが多々あり。
さらに、うつで病院にも通っていて、
うつ状態に入ると本当に何をするかわからない。
なので、出来るだけ身の安全を考えて、
お互い冷静に話し合える環境を作らなければ。
それにはどうすればいいか。
今現在、色々考えながら模索中です。
本日はここまで。
ではまたー。